Shane Black(リーサルウェポン脚本家)監督の新作にメルの名が(2/11)
Varietyのニュースによると、ユニバーサル・ピクチャーズ製作の"Cold Worrior"。今は引退してる米ソ冷戦時のスパイだった男が、アメリカを襲うテロの脅威の前に駆り出され、若いエージェントと共に再びチームを組んで、ロシアが仕組んだテロに立ち向かうというストーリー。現在交渉中らしいがこれが実現すると、「サイン」以来久方ぶりの大手映画スタジオ資本の作品に出演ということになる。また監督をするシェーン・ブラックにとっては2度目の監督作。脚本は既にできていてプロデューサーも決まっている。
問題はメルのスケジュール。春からはメキシコで自らの脚本を元にしたドラマ"How I Spent My Summer Vacation"に主演予定だし、それが済んだらおそらくすぐにでもディカプリオ主演のヴァイキング映画を監督するための準備に大急ぎでとりかかるはずだ。"Cold Worrior"製作側としては今年中に撮影に入りたいらしいが...。
Edge Of Darkness 全米公開/メルは精力的にプロモーション活動中(2/9)
1/29に全米3000館以上で封切り。折悪く例の「アバター」がずっとヒット中の週で予想はしてたがやっぱりトップにはならず。まあまあというスタートか。
それに先立って、久しぶりにメルはTV、ラジオ、インターネット、雑誌とあらゆるメディアに顔を出しせっせとインタビューをこなしていた。アクターとしてはすべてが2002年の主演作「サイン」以来という事で取材陣も張り切ってるという印象。中には張り切りすぎて、映画以外の事をほじくり返すもんだから、メルが機嫌を悪くするというシーンもあったが、おおむね愛想良い。現在はヨーロッパをプロモート活動中で、すでにスペイン、フランスと回っている。心なしか欧州での方がリラックスしてるみたい。
ほんとにこんなにどっと記事が集まったのは久しぶり。インタビューがたくさんありすぎて、まだ読み切れない状態。簡潔にまとめたら載せるということでお待ちを。どうせ日本公開はずっと先だろうし(^^)。
以下1/26のロスアンジェルス、グローマン・チャイニーズ・シアターでのワールドプレミアの様子を画像と動画で。それにしても映画のタイトルに合わせてかのようにみんな黒尽くめの中、ひとりカナリアイエローのカクテルドレス着用の、ボヤーナ・ノヴァコビッチ(映画でメルの娘役のオーストラリア女優)の映えること!
ハイチ支援イベントHope For Haiti Nowにメルも参加(2/1)
1月にカリブ海の島国ハイチを襲った大地震は壊滅的な被害を及ぼし、それでなくても長年政情不安定のこの国の機能をマヒさせている。被害を受けてなくなった方達の冥福を祈るとともに我々もできる支援をしてこの国の再建がなる事に協力したい。
困難な状況にも関わらず、すでに国際的な支援が始まってるが、ジョージ・クルーニーの声がけで主にハリウッドの俳優たちと英米のミュージシャンが集まって、去る1/22にMTVの主催協力のもと、ロスアンジェルス、ニューヨーク、ロンドンをつなぎ支援金寄付を受けつけるテレソンとライブ公演を行なった。参加者全員もちろん無償で収益は100%支援組織に寄付される。
メルは1週間後に迫った新作のプロモーション中で実はこの日もイギリスの雑誌の取材が入ってたのを延期してクルーニーからの出演依頼を快諾し電話受付係を担当した。
こういう時のアメリカのエンターテイナーの動きは早く、また連携や協力関係を築くのもグズグズしていないのにはいつもながら感心する。大勢の俳優やアーティストを集結させ、TV局を動かし、ネットワークを作り上げ、関連スタッフをまとめ、Apple社によって番組を見られなかった人も支援に参加できるように手配する...それを地震発生から10日目には電波に乗せた。すごいことだ。クルーニーにはハードだったけど良い仕事をしたと讃えたい。
普段では無理だろうと思わせる豪華の顔ぶれが集結したこの番組の様子はiTunesでダウンロード購入できる。またHope For Haiti Nowの公式サイトでは、常時寄付を募ってる。番組での寄付金は翌日の段階でなんと5800万ドル(約52億円)集まり、これには企業からの寄付やiTunesでの売り上げは含まれてなく、この手のテレソンでは今までの記録を更新したという。
動画と参加アーティストなどの詳しい情報は以下の関連サイトを;