2009年10月

"Edge Of Darkness" First Look(予告編第1弾&ポスター)がアップ!(10/15)

 

全米公開日は2010年1月29日に決定。日本公開は未定。予告編第1弾と書いたが実はこれがTheatrical trailerつまり劇場用の公式予告編。リセッションの折からかこれ一つですますのかもしれない。

 

 追記 - 現在Youtubeでは公式トレイラーは削除または埋め込みできない状態になってるのでオフィシャルサイトに飛んだ方が早いようだ。 

私見だが、だいたいこの手のスリラーの予告編って作りが似てて緊迫感漂うシーンがつながってるんだが、それがなくともこの映画、笑いが少ないそれこそスリラーという手応え。メルが全編張りつめた表情で出てくるような予感。職業は違うが「サイン」のメルを思い出したりした。
Warnerのページに仮作りって感じで公式サイトもアップされてるが、まだ中身が整ってないようだ。
下はポスターのFirst look。なんともはやすごみのあるお久しぶりのメル。なかなかいいと思う意匠。

Edge Of Drkness -Official One sheet
Edge Of Drkness -Official One sheet

The Beaver ニューヨーク、マンハッタンでの撮影ショット(10/15)

 

はじめ写真だけ見た時、「あれ、撮影が始まったばかりなのにもうTVに出演?!」といぶかったが、映画のシーン撮影ということで納得。メル扮する玩具会社の社長がきちんとスーツを着て例のビーバーと一緒にToday Showに出演という設定らしい。スーツに人形という姿が笑いを誘うがここで懐かしい顔を発見。一緒に写ってる眼鏡をかけた女性、誰だかわかる? そう「サイン」で印象的な心優しい保安官を演じた女優。IMDbのクレジットには出てないがCherry Jonesが出るとなると嬉しいニュースだ。

 

リニューアルについてお知らせ(10/1)

 

このほど、さかのぼれば2001年にmel-at-carinya.comというドメインを取得して以来、ファイルをを置いてある長年お世話になったサーバーと契約解除して新たに、オンラインでホームページが簡単に作れる機能を持ったドイツで開発されたJimdoというオンラインソフトを提供してるサーバーと契約。
理由はやはりWeb2.0、クラウド・コンピューティングのこの時代、ローカルでファイルを作り、名前を付け、ファイルが迷子にならぬよう気を張ってFTPというこれがまたやっかいなアップロード作業を、時々失敗しながらやっと更新...したと思ったらあれ、表示されない!なんたらかんたら.....正直疲れる。
しかもそのローカルで使っていた作成ソフトが、OSのバージョンアップでどうにも思うようにいうことを聞かなくなり、気に入ってただけに困ってどうしようかと迷ってた。フリーソフトはいまいちだし、だからといってちゃんとしたのは買うと高いしぃ...うーん(--;) ブログ形式が主流となってる今、じゃ全部ブログでやるか....と思ってた矢先、便利なものを見つけて即決定。これはおすすめ。ただしヘルプがまだ全部翻訳されてないけど(^^;)でもメールサポートは即答で親切。乗り換えを思案中の方、これからホームページを作ってみようという方、またオンラインショップを開設したい方にもおすすめする。

というわけで、これで更新も楽に....と思ったが、まず今まで作った膨大なコンテンツを移すというのがあって、今せっせと更新の合間を縫ってやってる最中(故にしばらくの間はスカスカという状況ですが)というのも、今まで苦労して作ったページたちを葬り去って、まっさらからリニューアルというのも忍びない。なので、中身はなーんだ、前と同じじゃんか。でもとにかく何が更新されたかわかるようになっただけでも、良しとしてください。
ただトップページじゃなく、各ページにリンクやブックマークされてる方にはファイル名が変わった事によってデッドリンクになってしまってると思う。ご迷惑をおかけしてすみません。

たしかにブログ形式と同じで、ブラウザ上で記述、編集できるので簡単だし、HTMLのちょっとした知識があればカスタマイズも可能。出来上がりを同場面で確認できるというのが断然いい。バックアップはやはり必要だが、FTPのためにわざわざフォルダ/ファイルを作って迷子にならないように気をつけるわずらわしさから解放され、とりあえずホームページができてしまう....さらに与えられる容量が以前と違って格段に多い。まあ、動画があたりまえになり、テラバイトの世界にぼちぼち突入かという今日、ギガバイト級は普通になってきてるだろうが。便利な世になったものだと、ひとごとのように感心してる次第。
せっかく楽になるのでできるだけ頻繁に更新したい。新しい顔もどうかよろしくおつきあいを。

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Variety, USA 1995
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新しい年を迎えた。2010年。皆様におかれてもさらに良き年になりますよう。

日付けは1月2日になってるが、もう3日。1月3日と言えばメル・ギブソンの誕生日。「おめでとう、メル!」のついでに毎年この日に新年のご挨拶をしてる(^^)。

 

メル・ギブソンのファンサイトを運営する私にとっては、今年は楽しみが多い。公開を控えた2本の主演映画、監督するのが決まってるもの1本、春頃開始の主演作1本と久方ぶりに映画人メルがおおいに動く。できるだけ追っていきたいと思うが、また今年はたった4ページから初めた本サイトの10周年、さらにWhat Women Want 「ハート・オブ・ウーマン」のロスアンジェルスプレミアに幸運にも参加でき、幸運にも生身のメルギブソンに会えた記念すべき出来事の10周年も迎える。

10周年?! なんてこと、紀行文はそのうち書きます...などと言いつつ忙しさにかまけ、さぼってたら10年! 最近ひとしお思う。地球の自転が実は密かに速くなってるんじゃないかと....大昔古代マヤ人が予言してたのはこの事じゃないかと。しかし嘆いても仕方ない。自転は停まってくれないだろうし、やることはいっぱい。せめて10周年記念として上記プレミア紀行文でもアップしよう。

 

さて去年の暮れ続けてジャンルは同じ恋愛ドラマになるだろうが、全く毛色の違う2本を観た。ひとつは鑑賞券を得て久しぶりの劇場でロードショウとして、サンドラ・ブロック主演The Proposal「あなたは私の婿になる」を楽しんだ。

S・ブロックは好きな女優の一人だ。いったい美人なのかセクシーなのかよくわからない雰囲気が気に入ってる。コメディでは笑わせてくれるし、筋肉質に近い体つきに見えるがグラマラスなのもいい。

やり手のカナダ人キャリアウーマンがヴィザの更新ができないため、とっさに部下の若い男との偽装結婚を思いつき、彼の実家に行くはめになりドタバタが始まる。大都会シカゴからおおらかなアラスカに行くくだりは傑作。そこに行って部下の実家が土地の素封家でお屋敷のような家を見て驚くブロックの演技も最高。

しばらく見ればもう結末は推して知るべし。アメリカのロマンチック・コメディなら複雑な筋立てなし、不幸な結末なし、スピーディな演技とファニーな台詞、一人か二人の意地悪な妨害役...と約束通りの展開で、それでもブロックのうまいコメディエンヌぶりがおおいに笑いを誘い、ハンサムな相方、ライアン・レイノルズがちょっとすっとぼけた人のいい役回りで、あれよあれよと言う間に二人は本物の恋に陥る。ところでこのレイノルズ、確かにいわゆるイケメンで日本の女の子好みのように感じられたが、残念、私の好みじゃない。40歳くらいになったらどうかな。

安心して座席に身を預けられる映画の典型だ。問題提起や意識を刺激される事もあまりない。単純に楽しむ映画。この手の映画はアメリカならではだろう。アメリカの観客のためのアメリカ的ロマンスもの。以下に書くフランスの恋愛映画なんてきっとアメリカじゃはやらないだろう。

 

1962年フランス/イタリア合作 Le Repos Du Gerriere 「戦士の休息」。すでに別れてはいたが、妻だったブリジット・バルドーを主演に迎えたロジェ・バディム監督作品。同じ恋に陥っていく男女を描いてもこうも違うのかとあらためてフランス映画の妙を見せつけられた思い。この映画は昔一度劇場で見て、BB(ベベ)のふくれっ面の愛らしさにうっとりし、音楽の美しさに魅了されたのを覚えてて、今回ふと思い出しレンタルしたのだが、当時「戦士の休息」(原題通りの訳)と言うタイトルの意味するところが当時よくわからなかった。

偶然に出会った男に惹かれ一緒に暮らし始めるが、この男が何か病理的な暗さを持ち、不実なのだ。フランス映画、特に恋愛ものはアメリカの言ってみればわかりやすく結末まで読めてしまうようなプロットの作りよりも、なぜだかわざわざこちらをイライラさせるような演出や脚本になってる事が多い。実はそういうところも含めてフランス映画が好きなのだが、アメリカ的ストーリー展開に慣れてしまうと、とても不自然に感じられるかもしれない。

しかし実際の男女の心の機微とは単純なものではないし、はたからみれば不自然な行動や言動がつきものだ。この映画もそういう意味では単純でなく自然でない。つまり二人は知ってか知らずか心理的駆け引きをしてるのだ。駆け引きというより戦い。男が勝ってるように見えてその実、最後に笑うのは女。イタリアの廃墟の中で最後にBBにすがりついて愛を乞う男に対し、長い金髪を風になびかせ泰然と微笑むあのラストシーンがまさに戦い終えた戦士の休息なんだろう。つまり休息であってまだ戦いは続く...と匂わせる。男女の心の機微は尽きない。

2つの全く毛色の違う恋愛映画を見終わって、2つともそれなりに楽しめるが、私にとって心に残り、刺激を受け、女主人公になった妄想を楽しめるのは古くても不自然でも「戦士の休息」のようなフランス映画だなとあらためて認識した次第。

 


 

Last updated 10/23,2015

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