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久かたぶりのTidbits。迷うほどたくさん貯まってるんだけど、とりあえず最近のから。先週のハロウイーンホリデーを利用してメルはオーストラリアに里帰りしていた。これはロビン夫人の家族が住むアデレード在住のファンからの確実な情報。実は彼女の旦那さんの親しい友人がアデレ-ドの空港に勤めててメルがチャーターしたリアジェットを密かに教えてくれたそう。メル達はここでは特別待遇で、黙っててもVIP扱いだから誰も空港では彼を見る事は出来ないそう。で、この勇気ある旦那さんは彼女のために、せめてその飛行機だけでもと、朝の5時とランチタイム( こっちは金網の破れたところから! )と2回も写真を撮って来てくれたんですって!素敵な旦那さん(^^) でもかなりのリスク。よく逮捕されなかったとみんな驚いている。で、メルが写ってるわけじゃないけどその旦那さんに敬意を表して写真を(^^) (Special thanks to Laura and Michael for this!)

 

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アメリカのゴシップ雑誌の王者ナショナル・エンクァイヤラ-誌に載ればもう立派なセレブ?

メルの話じゃない。メルの次男クリスチャンのこと。この19歳になる大学生クリスは先日、マリブでのあるハロウイーンパーティーで起こった喧嘩騒ぎに巻き込まれた友人を救おうと、何のちゅうちょもためらいもなく喧嘩の輪に飛び込んだ!何発かのパンチの応酬のあと誰かにビール瓶で頭を殴られ、打撲と出血を負ったが、物ともせず病院にいく事すら考えなかったそうだ!やはりメルの子!血は争えない。(^^;)母親ロビン・ギブソンの胸中を思い遣ると笑えないが、メルもこうやって映画界に入ったんだから(Mad Maxのオーディション前の有名なメルのけんか騒動)息子も?と思うのはせっかち?

 

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ちょっと古い話だけど(何月だったか忘れた)....いつものようにケネディスペースセンターから打ち上げられたシャトル、アトランティス号のクルー達は打ち上げ後、軌道上ですぐ8時間の睡眠に入った.....彼らを目覚めさせたのは、このミッションのただ1人のルーキーでパイロットのチャールズ・ホボフの大のお気に入り映画「ブレイブハート」の戦闘シーンのテーマ曲だったのである。彼いわく「戦いだけがこの任務を時間内に遂行する事に我々を集中させる要素だと考えたんだ。だからぴったりだろ?(^^)」とうとう宇宙まで行ったブレイブハート!

 

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ニュース欄に書き忘れたオークション.....無理しても欲しかった?しかし維持が大変そう。何のことかといえば....メルがかつて使って所有してたという車!!! もちろん売り主はメルじゃない。彼はこの1957年型フォード・サンダーバード(スターミスト・ブルー、走行14万2000キロ、リムーバブルトップ、V8、完全レストア済み)を1995年ブレイブハ-ト製作中にレストアして手放し、その金はそっくり製作費に投入したという。その車が今の持ち主によってオークションに出されて、確かスタート価格は15,000ドル。メルが持ってたにしては果たして安いのか高いのか、私にはわからない。レストア代だけでなんでも6万5000ドルかかっているそうな。だからか10人の入札が競い合っていた。最終的には40,000ドルなにがしまで上がっていた。メルファンというより、きっとヴィンテージカーマニアのお金持ちたちかな、きっと。ブルーアイズのメルがブルーのTバード。まるで映画みたい(^^)。

 

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はてさて右の写真....The Face?? これは何の映画のポスター?? 韓国から出品のアイテムなんだけど。ところ変われば品変わるとはいうけど、こんなに変わっちゃったら分からない。みんなは「ペイバック」だろうっていってるけどこの顔は「陰謀のセオリー」の様にも見える....珍しいものだという事は確か。ハングルを読める人、教えて!

追記:これは何と「顔のない天使」のポスターだった!The Face...そういえばそうか。なんのこっちゃない。

 

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In Styleというアメリカの雑誌の推薦本コーナーに、メルのコメントが出てたという報告が:「たった今素晴らしい本を読み終えたところだ。ハロルド・ブルームが書いたShakespeare: Invention of the Human....あの偉大な人物のさらなる興味深い考察」残念ながら今のところ翻訳はない。参考までにAmazon Japanの紹介ページを。これはぜひ訳してもらいたい。う〜ん...700ページ以上もある大作だから英語ではしんどそう。やってみたいというハムレットの舞台演出アプローチを練ってるのか.....

 

Posted: July ~ October 2001

 

Heath goes Mad Max 4? IMDbの最新ニュースは一瞬ドキッとさせる。ずっと以前から新しいマックスだと噂されてるヒース・レジャーはあの「パトリオット」で共演した母国の先輩についてこんなコメントを。これを読むとヒ-スで決まりなのかな、ともとれるようだけど....「彼と一緒にMad Maxを作る事が出来たらこんな光栄な事はないね。もっとも僕がマックスとしてふさわしいかどうかは分からない。僕にとっては彼こそマックスなんだ。パトリオットを撮ってる間、ずっと彼から学んでた。観察する時間はいっぱいあったからね。どんな風に物事に対処し、自分をコントロールし、どのように寛容な態度で人に接するか....ずいぶんとインスパイアされた。その結果わかった事....彼はいたって普通の人間なんだ.....ぼくらが普通じゃなくなってるのかもね」ヒースとメルがまた共演するなら文句なし。Mad Max4に関しては、まもなくモロッコで撮影、その後オーストラリアで...とか、いや、まだまだシナリオを書いてるとか...噂ばかりで、正式発表が出てない。ジョ-ジ・ミラ-監督って秘密主義者だったっけ?

 

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ほとんどゼロに等しいと思われるLW5の可能性について、今度はプロデューサーであるジョエル・シルバーのこんなコメントがある。当然前堤にあるのは最近の彼の目玉作マトリックスの大ヒットだ。「もしどうやっても話の続きを作れないっていうんじゃない限り、LWシリーズがほんとに終わりになることはない - 単に利益が出るからって言う理由で続編を作るわけじゃないんだ - そして話の続きはあるんだ」5/17付TV Guide onlineより。

ムムム....ただしLW4みたいに、リッグスがあんなにこてんぱんにやられちゃうのは絶対見たくないって意見がけっこう出てる。

 

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4月の話だが、全米のブックサイトに"Gayfans"というタイトルの本の広告が出て副題にいろんなスターの名が....そしてMel Gibsonの名も! で、みんな色めき立った。だってこれだけだとメルがゲイのファンみたいにもとれるでしょ?(^^) なんだろ、なんだろとみんなが迷ってるとある賢いファンが本屋で見つけて調べてくれた。いわく「だめ、買わないで! ひどい陰謀。映画の中でゲイのシーンが出てるのを集めただけ。メルのはバードオンワイヤーの例のヘアデザイナーのシーンのことがほんのちょっと。それだけ!ったくメルの名を出せば売り上げが伸びるもんだから、こんな小賢しいまねを....」とおかんむり(^^) 確かめないで買ってしまったと言う報告は今のところないけど。

 

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アメリカのTV Guide onlineにてこんな人気投票があった。2人のオージー俳優のうちどっちがセクシー?もちろん一人はメル、そしてライバルはラッセル・クロウ....ウ〜ン....これにはみんな悩んだ。というのもメルとラッセルのファンは海外ではけっこう重複してるのだ。ラッセルの方が若い分若いファンが多いけど。で投票もそれを反映して抜きつ抜かれつ。大接戦。結果10300人あまりというこの手では破格の投票数を得てメルが55%、ラッセルが45%でめでたくメルの勝ち(^^) 7人の子持ちでもメルは強い!日本だとどうなるかな....おそらくラッセルだろうね。

 

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パトリオットを見てヒース・レジャーに目をつけて唾つけた人はHeathbaby comを見てみて。サイトのデザインがかっこいいしヒースの写真がすてき。それで今アメリカで上映中の彼の新作 "A Knight's Tale" の評判もすこぶるいい。監督は「ペイバック」を書いて演出したブライアン・ヘルゲランド。プラハでロケした中世の若い騎士の話だが、とにかくユーモアに溢れててヒースの振る舞いにメルを彷佛させる場面がそこここにあるそうだ。第2のメル・ギブソンとは、特にオージー出身の若手には必ずつけられてしまうラベルで気の毒だが、それにしてもこの二人には顕著な共通点がいっぱいあるって見た人は全員言ってる。

なおこの映画はサントラがすごい。これは書いておく価値ありなので、まあ以下を見てみて;

The list of the film's official soundtrack is now out and it'll include the following tracks ;

"We Will Rock You" by Queen

"Low Rider" by War

"Takin Care of Business" by Bachman-Turner Overdrive

"Golden Years" by David Bowie

"Crazy on You" by Heart

"Further on up the Road" by Eric Clapton

"Get Ready" by Rare Earth

"I Want To Take You Higher" by Sly & the Family Stone

"The Boys Are Back In Town" by Thin Lizzy

"One Of Your Own" by Carter Burwell

"Pieces" by Dan Powell

New version of "We Are The Champions" by Queen

The big new one is "Eye Conqueror" by Third-Eye Blind

 

私はこの中世の騎士物語に現代のロックの組み合わせだけでも見て見たい!ヘルゲランドの音楽センスは「ペイバック」のサントラでもわかるように悪くないと思う。彼は映画のシナリオを書く前はニューイングランドの海で漁師をしていたと言うのは有名だが、漁の間ガンガン聴いてたのがこれらのロックなんだって!

 

Posted: June 2001

 

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WWW billboard at Shinjuku, Tokyo
WWW billboard at Shinjuku, Tokyo

アメリカの友人からこんな写真(左)が! 彼女の御主人が仕事で東京に来た際に、新宿でこれを見つけたそうだ。ビルの壁一面に掲げられた超特大看板!私は残念ながら見てない。新宿のどこだったんだろう......見た人いる?(Thanks to Carolyn)

 

下のは....私が面白い!と思って撮ったんだけど。似てません? 私鉄の駅に貼ってあった小さなポスター。箱根の湖で釣りを、という広告だが、よ〜く見ると....耳といい、鼻といい、いや、目もとやまゆげ、目尻のしわ、笑ってる口元から首の感じ、おまけに丸刈り頭(懐かしい!)どれをとっても.......ね!? これを描いた人は絶対メルのファン!?

Mel(?) & a fish on a quad at a local station
Mel(?) & a fish on a quad at a local station

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人気ラテンシンガー、リッキー・マーティンとマドンナと何とメルが、アニメ映画で声の共演するかも知れないと当のリッキーがもらした。これは日本のYahooニュースにも載った。不思議な事にアメリカのメールリスト上でこのニュースが載った時、ある人がこんなレスをしてる......「ゲイのリッキーとメルが共演するなんてあり得ない。ふさわしくない。この手の噂は聞きたくない...」???! こういう過剰気味で超保守的なな反応をする人がいるのも海外リストのちょっとした特徴である。私は気にしないが.....。むしろ当代きっての人気アーティストと大スターが共演するって方のがすごい事だと思うんだけど。で、どんなアニメなのかな? 

 

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ちょっと古くなるが、米有力経済誌Forbesが毎年発表する「エンターテイメント界のパワーランク100人」リストでメルは総合10位に。これは過去一年間の収入、資産、ネット上でのヒット数、TVラジオの視聴率、記事や雑誌カバー数などを総合したもの。因みに一位はトム・クルーズ。よくインターネット上で人気投票があるが、ああいうのもこのリストの指標となるらしい。Vote for Mel!! ビートルズも相変わらず強い。(大した事じゃないけど、メルの表紙はもっと多かったような気がするんだけど....)

 

Posted: March, April 2001

 

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どこから見ても本物!?最近オークションサイトに出た掘り出し物の一つ。メル=マックスの上半身「等身大」シリコン製フィギュア。売り値は始め$500から始まり、私が見た時は6人が参加してて$1226(約15万円)まで競り上がってた! 欲しいけど...だいたいどこへ置くの?しかし上手く作ってるもんだ。現在ロウ人形館にあるメルよりずっといいできばえ。ハリウッドのFXフリークの一人が製作したもので髪やヒゲまで映画と同じ細かさ。髪は人造だがちゃんとシャンプーもできて好きな髪型に変えられるそうだ(^^)。

 

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以下はドイツのメルファンJuliaが作った「メルの映画のタイトルをできるだけ使ったショートストーリー」訳すと陳腐だけど面白いから敢えて載せてみた(^^)。メル関連映画が17タイトルもふくまれている!みんなも何か作ってみてできたら送って。掲載します。

 

" The Patriot travels by Air America from Gallipoli to Summer City on Father's Day. The next day, Tim whose address is The Million Dollar Hotel, boarded The Bounty to take part at the tour across The River. This day he met and tried to impress Mrs. Soffel in telling a Fairy Tale (A True Story) about Pocahontas, running like a chicken while quoting Hamlet, drinking too much Tequila Sunrise and inventing Conspiracy Theories - this man just knows exactly What Women Want! "

 

『この愛国者父の日エアアメリカの飛行機に乗ってガリポリからサマーシティに飛んだ。着いた翌日ミリオンダラー・ホテルに宿をとったティムその川を横断するバウンティ号のツアーに参加した。彼はその日船上で会ったソフェル夫人の気を引こうと、ポカホンタスおとぎ話をし、ハムレットの台詞を引用しながらチキンのように走ったり、なみなみと注いだテキーラサンライズを飲みながら陰謀論をでっち上げたりした- 彼が確実に知ったのは、彼女が何を欲しがってるかという事だった! 』 (Thanks Julia, for sharing such a great fun!)

 

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映画「テキーラサンライズ」でメル扮するマックはミシェル・ファイファー扮するジョアンの経営するイタリアンレストランに足繁く通いいろんなものを食べたが、その中でメルが実際に気にいって自分でも家で時々腕を振るうのが(メルは料理が得意)パスタ・コン・クアトロ・フォルマージ、つまり「4種類のチーズ入りスパゲッティ」だそうだ。簡単にいうと、フォンティナ、ゴルゴンツォーラ、カマンベールを混ぜたホワイトソースに最後に生パルメザンチーズを下ろしてふりかけて食べるというもの。ちょっと私にはしつこそう.....

 

Posted: Jan. 2001

 

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Mel on the COVER

BRAVEHEART

Happy 15th Anniversary

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Variety, USA 1995
Variety, USA 1995

新しい年を迎えた。2010年。皆様におかれてもさらに良き年になりますよう。

日付けは1月2日になってるが、もう3日。1月3日と言えばメル・ギブソンの誕生日。「おめでとう、メル!」のついでに毎年この日に新年のご挨拶をしてる(^^)。

 

メル・ギブソンのファンサイトを運営する私にとっては、今年は楽しみが多い。公開を控えた2本の主演映画、監督するのが決まってるもの1本、春頃開始の主演作1本と久方ぶりに映画人メルがおおいに動く。できるだけ追っていきたいと思うが、また今年はたった4ページから初めた本サイトの10周年、さらにWhat Women Want 「ハート・オブ・ウーマン」のロスアンジェルスプレミアに幸運にも参加でき、幸運にも生身のメルギブソンに会えた記念すべき出来事の10周年も迎える。

10周年?! なんてこと、紀行文はそのうち書きます...などと言いつつ忙しさにかまけ、さぼってたら10年! 最近ひとしお思う。地球の自転が実は密かに速くなってるんじゃないかと....大昔古代マヤ人が予言してたのはこの事じゃないかと。しかし嘆いても仕方ない。自転は停まってくれないだろうし、やることはいっぱい。せめて10周年記念として上記プレミア紀行文でもアップしよう。

 

さて去年の暮れ続けてジャンルは同じ恋愛ドラマになるだろうが、全く毛色の違う2本を観た。ひとつは鑑賞券を得て久しぶりの劇場でロードショウとして、サンドラ・ブロック主演The Proposal「あなたは私の婿になる」を楽しんだ。

S・ブロックは好きな女優の一人だ。いったい美人なのかセクシーなのかよくわからない雰囲気が気に入ってる。コメディでは笑わせてくれるし、筋肉質に近い体つきに見えるがグラマラスなのもいい。

やり手のカナダ人キャリアウーマンがヴィザの更新ができないため、とっさに部下の若い男との偽装結婚を思いつき、彼の実家に行くはめになりドタバタが始まる。大都会シカゴからおおらかなアラスカに行くくだりは傑作。そこに行って部下の実家が土地の素封家でお屋敷のような家を見て驚くブロックの演技も最高。

しばらく見ればもう結末は推して知るべし。アメリカのロマンチック・コメディなら複雑な筋立てなし、不幸な結末なし、スピーディな演技とファニーな台詞、一人か二人の意地悪な妨害役...と約束通りの展開で、それでもブロックのうまいコメディエンヌぶりがおおいに笑いを誘い、ハンサムな相方、ライアン・レイノルズがちょっとすっとぼけた人のいい役回りで、あれよあれよと言う間に二人は本物の恋に陥る。ところでこのレイノルズ、確かにいわゆるイケメンで日本の女の子好みのように感じられたが、残念、私の好みじゃない。40歳くらいになったらどうかな。

安心して座席に身を預けられる映画の典型だ。問題提起や意識を刺激される事もあまりない。単純に楽しむ映画。この手の映画はアメリカならではだろう。アメリカの観客のためのアメリカ的ロマンスもの。以下に書くフランスの恋愛映画なんてきっとアメリカじゃはやらないだろう。

 

1962年フランス/イタリア合作 Le Repos Du Gerriere 「戦士の休息」。すでに別れてはいたが、妻だったブリジット・バルドーを主演に迎えたロジェ・バディム監督作品。同じ恋に陥っていく男女を描いてもこうも違うのかとあらためてフランス映画の妙を見せつけられた思い。この映画は昔一度劇場で見て、BB(ベベ)のふくれっ面の愛らしさにうっとりし、音楽の美しさに魅了されたのを覚えてて、今回ふと思い出しレンタルしたのだが、当時「戦士の休息」(原題通りの訳)と言うタイトルの意味するところが当時よくわからなかった。

偶然に出会った男に惹かれ一緒に暮らし始めるが、この男が何か病理的な暗さを持ち、不実なのだ。フランス映画、特に恋愛ものはアメリカの言ってみればわかりやすく結末まで読めてしまうようなプロットの作りよりも、なぜだかわざわざこちらをイライラさせるような演出や脚本になってる事が多い。実はそういうところも含めてフランス映画が好きなのだが、アメリカ的ストーリー展開に慣れてしまうと、とても不自然に感じられるかもしれない。

しかし実際の男女の心の機微とは単純なものではないし、はたからみれば不自然な行動や言動がつきものだ。この映画もそういう意味では単純でなく自然でない。つまり二人は知ってか知らずか心理的駆け引きをしてるのだ。駆け引きというより戦い。男が勝ってるように見えてその実、最後に笑うのは女。イタリアの廃墟の中で最後にBBにすがりついて愛を乞う男に対し、長い金髪を風になびかせ泰然と微笑むあのラストシーンがまさに戦い終えた戦士の休息なんだろう。つまり休息であってまだ戦いは続く...と匂わせる。男女の心の機微は尽きない。

2つの全く毛色の違う恋愛映画を見終わって、2つともそれなりに楽しめるが、私にとって心に残り、刺激を受け、女主人公になった妄想を楽しめるのは古くても不自然でも「戦士の休息」のようなフランス映画だなとあらためて認識した次第。

 


 

Last updated 10/23,2015

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